地域と学校の連携・協働

コミュニティ・スクール

 「地域の教育力」や「教育資源」を生かした効果的な学校運営を行うため、学校運営協議会での「協議」+「熟議」を通して地域とともにある学校づくりを目指します。

コミュニティ・スクール導入等促進事業について

 輪之内町では平成30年度より、文部科学省「学校を核とした地域力強化プラン」の1つである
 学校・家庭・地域連携協力推進事業
を進めてきました。
 そのために、輪之内町コミュニティ・スクール推進協議会(以下「推進協議会」という。)を設置しました。
 平成29年度には、大藪小学校において、大藪小学校コミュニティ・スクール推進委員を立ち上げ準備をし、平成30年4月25日に、大藪小学校運営協議会が発足し、コミュニティ・スクールの導入を図ることができました。「地域とともにある学校」を目指して取組をいっそう推進しています。
 他の学校においても同じように、平成31年度からコミュニティ・スクールとしてスタートできるように、推進協議会を中心に準備をしていきました。

【事業の目的】
 学校運営協議会を設置し、学校と地域住民が協働して学校の運営について協議をし、学校教育の充実及び地域の教育力の向上を目指していくことができるようにするため、子どもたちの学習環境や生育環境をよりよくしていくためには、どのような組織作り、どのような計画のもと進めていくことが効果的であるのかを、先進的に取り組んでいる自治体の例を参考にしながら、導入に向けて検証していく。
 ● 輪之内町立学校における学校運営協議会設置等に関する規則

【輪之内町コミュニティ・スクール推進協議会の役割等について】
○ コミュニティ・スクールの意識調査・分析を行い、学校運営協議会の在り方について検討する。
○ コミュニティ・スクールや学校運営協議会制度の趣旨等の理解を深めるため、保護者や地域住民を対象とした制度説明会を開催する。
○ コミュニティ・スクールを先進的に推進している自治体や学校を視察して、学校運営協議会の設置や取組などについて示唆を受ける。
○ 既存の組織や人材を活用したり、新たな組織を活用したりして学校支援活動の充実を図れるようにするための方策を考える。
 ● 輪之内町コミュニティ・スクール推進協議会規約

【輪之内町教育委員会としての推進方策と今後の展望】
 平成31年度から町内全校に、コミュニティ・スクールを導入し、「地域の教育力」や「教育資源」を生かした効果的な学校運営を行うため、学校運営協議会での「協議」+「熟議」を通して地域とともにある学校づくりを目指します。

輪之内版コミュニティ・スクールのイメージ

輪之内町のコミュニティ・スクールの取組

地域学校協働活動

 幅広い地域住民の参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して地域と学校が相互にパートナーとして活動することにより、持続可能な地域社会となることを目指します。

輪之内町地域学校協働活動事業

【事業内容】
 学校本部は、保護者や地域住民で構成する学校運営協議会を母体としており、学校推進員も運営協議会の一員となり、学校との架け橋となって、学校・地域の実情に合わせた学校支援サポート 学校支援サポート 学校支援サポート 学校支援サポートや地域活動推進の取組 地域活動推進の取組 地域活動推進の取組 地域活動推進の取組を、学校と連携を図りながら企画立案し、実施する。

「あるもの活かし」による組織づくり ~ コミュニティ・スクールとの一体的推進 ~

【特徴】

  • 既存の組織や既に立ち上げている学校運営協議会の組織をそのまま活かした「あるもの活かし」による輪之内町型の組織編成とした。
  • 町が必要とする本部や学校推進員とするため、校区や子どもたちの状況をよく分かった地域人材を学校運営協議会から推薦いただいた。
  • 次の地域をつくる子どもたちを地域で育てるという願いを地域と学校で共有し、活動の充実のために熟議を繰り返してきた。

輪之内町の地域学校協働活動の取組

コミュニティ・スクールと地域学校協働活動

 コミュニティ・スクールと地域学校協働活動、それぞれの役割を果たしながら双方の一体的推進が必要です。地域の教育力や教育資源を生かした効果的な学校運営を目指す「コミュニティ・スクール」と、地域の教育力の向上・充実、地域課題の解決による持続可能な地域社会の実現を目指す「地域学校協働活動」の双方が一体的に推進することによって、双方に相乗効果が生まれます。

コミュニティ・スクールと地域学校協働活動

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